いりりんのはてなブログ

現状、野球観戦紀行を中心に。今後は野球観戦記らしきものを記していこうと思います

9/30(土) 西南学院大ー北九州市立大

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西南0-1北九大(9回サヨナラ。3回裏より観戦)


前回同様遅れて桧原球場に来ました。アバウト観戦です。


北九大先発ルーキー松島投手(臼杵)。常時セット。公称179センチ82キロ。直球、変化球ともに今後の成長が楽しみな投手と思った。


北九大溝尻投手(東筑・3年)。変化球に味があって、178センチ65キロとまだまだ成長の余地がありそうで今後が気になる投手。


西南先発ルーキー廣澤投手(八幡南・2年)。9回途中迄登板。西南の投手らしく、凄いサイズ、凄い球という訳でもなく、制球された味のある球で試合をつくれる、試合を壊さない実戦的な投手。凄い球だが独り相撲の可能性のドラフト候補とは真逆。西南投手陣はこういう、卒業後野球を続けるとしても重宝される様な投手を育成するいい特徴があると思う。


北九大ルーキー5番土田1塁手(小倉)。レフト線方面への当たりで2塁到達とイメージ以上に脚があると思う。その後再びレフト前ヒット、最終回は一死1塁からライト前ヒットで一死1,3塁とチャンス広げる。左右に状況に応じた対応力もありそうだし、先週みた際より打席の雰囲気も出てきたと思う。もしかしたら覚醒気味で今一番旬の選手かも知れない。


北九大9番稲毛中堅手(北筑・3年)。守備範囲の広さは流石。


西南ルーキー8番吉田2塁手(筑陽)。イレギュラー性の難しい当たり何度か好捕とか、センター前に抜けようかの難しい当たりも好捕(送球したが際どくセーフ)。脚も披露とちと興味深い選手と思う。


まだ可能性があった西南サイド。8回一死3塁から十八番の内野5人シフトで勝負に出た。結果は1,2塁間いい当たりライナー捕球からの3塁転送で併殺。大成功。(8回終了攻守交代時は、西南サイドは勝ったかの様な意気上がる騒ぎに)。9回裏は一死1,3塁から再び内野5人シフトで勝負!(1塁ランナーは二盗放置)。敬遠気味で一死満塁にした後、三遊間ゴロ。本塁封殺で再び成功!二死満塁の局面になって内野5人シフト解除とこちらも成功。(その後、二死満塁から三遊間際どく抜ける当たりでサヨナラになったが…)。内野5人シフトは外野に飛ぶの考慮とか、本塁封殺とかの執念が感じられるギャンブルで、成功したら意気上がり、失敗しても勝負したという事で悔いも少な目だろうと思う。個人的に西南は大学野球にて、凄いサイズ、スペックではなくてもこういうチームをつくってきて、こういう野球をしてくるチーム。高校球児で凄いサイズ、スペックでないと自覚している選手にもいいのかも知れない。


ナイスゲームでした。